自動運転の実現に必要不可欠な、歩行者やほかの車両などの物体との距離を認識する技術について、米半導体大手のNVIDIA(エヌビディア)が公式ブログでこのほど取り組みを発表した。 その取り組みとは、1台のカメラで撮影する2次元画像から、3次元情報である距離の予測をする技術の精度を向上させるシステムの開発だ。正確な距離予測システムを構築し、加減速やハンドル操作といった自動運転システムに活用するのが目的のようだ。 出典:NVIDIA公式ブログ■単眼カメラの正確な距離予測には課題があった人間は2つの目でとらえた解像度の高い画像を、脳内にて自動で立体処理することで対象との距離を測っている。しかし、自動運転車に2台のカメラを搭載して同じことをしようとすると、少しのタイミングのズレによって誤差が発生してしまうという。 こうした問題が発生しないように、NVIDIAは1台のカメラで対象物までの距離を検知する方
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