パリの同時多発テロで、コンサート中のホールが襲撃された米国のロックバンド「イーグルス・オブ・デス・メタル」が「自分たちの歌をカバーして、その収益を被害者の遺族に寄付してほしい」とミュージシャンたちに呼びかけている。米メディアが伝えた。 カバーを呼びかけているのは「アイ・ラブ・ユー・オール・ザ・タイム」というラブソング。今年発売されたアルバム「ジッパー・ダウン」に収録されている。「いつも君を愛している」と言いながら、「でも、君が見つめているのは別の男だ」と切ない思いを表現している。「なぜなのか言ってくれ」など、フランス語のフレーズも交じっている。 アレンジする音楽のジャンルは問わず、ロックに限らず、ヒップホップでもカントリーでも何でもいい、としている。メンバーのジョシュ・オムさんが、ミュージシャンの友人たちに「時間と才能、善意を与えてほしい」とメッセージを送ったという。 襲撃があったコンサー