まずハッキリと言っておくが自分は週刊少年ジャンプをかなりの昔から愛読している。MONDAY……EVERYDAY……一週たりとも欠かさず続けてきた。結果どうなったか? 何を得たのか? 連載作品からオーラが感じ取れるようになった。オーラとは、氣。つまり気配のことだ。すごいマンガからは常にオーラが放出されており、展開に応じてオーラ量は増減を繰り返す。オーラがなくなったとしたらその作品が燃え尽きるときだ。オーラを最初からあまり感じ取れない作品は最初から死に向かっていき、最後にひときわ強く輝いて死ぬ。 自分はそれらを星々が瞬くのを眺めるような面持ちでこれまで見守ってきた。ときに冷ややかな気持ちになったり、真のつわもののオーラを放ちし作品が彗星になって夜空の向こうに突き抜けていくのを悲しい思いで見送ったりもした。そして来たる2018年12月3日……チェンソーマンが始まった。そのオーラは赤黒く、血しぶき