こうしたアメリカのスマートドラックの二次ブームがやがて日本にも波及する可能性は高い。業務における生産性の向上はあらゆるビジネスパーソンの命題であり、スマートドラッグがその解答のひとつならば、試してみたいと考えるのは決して突飛な発想ではないからだ。 しかしながら、日本ではいまだスマートドラッグの認知度は低く、“胡散臭い健康食品”と見なされる傾向がある。そこで本サイト記者が日本で入手できる主要なスマートドラッグ4種をそれぞれ1週間ほど試してみた。下記がその報告になる。 ◯ピラセタム(市価:1箱30錠/約1400円) 1964年に開発された脳機能調整薬で、最も代表的なスマートドラッグ。脳の一部の血流量と酸素消費量を増やし、臨床実験において失語症や痴呆などの改善が確認されている。 今回、もっとも効果が体感できたスマートドラッグ。服用以前は複数のタスクを同時に抱えると注意が散漫になり、仕事と無関係の