近年、新しい屈折矯正手術として静かなブームとなってきている「ICL(眼内コンタクトレンズ)」。栃木県小山市の「もりや眼科」院長 森谷充雄 先生は、これまで多くの白内障手術やICL手術を行ってきておられますが、自らもICL手術を受けられた眼科医としても有名な先生です。このたびICLについて森谷先生に伺ってきたお話をご紹介致します。なお森谷院長先生のブログも是非ご覧下さい(http://www.moriyaganka.com/blog/)。 Q1.森谷先生がICL手術を受けたきっかけを教えて頂けますか。 A1.7年ほど前にレーシックを行っている施設に勤務していたので、一度レーシックを受けようか検討したことがあります。実際に検査を受けたところ、私の目は近視も乱視も強くてレーシックに不向きだったこと、眼底検査で網膜裂孔が見つかったのでレーシックはかなわず、代わりに網膜剥離を予防するレーザー治療を受