多くの方が実感していると思いますが、日本人の就寝時刻は昔より遅くなっています。眠るのが深夜1~2時という人も少なくないようなのです。 しかし、朝の始まりは今も昔も同じ。就寝時刻が遅くなる分だけ、睡眠時間が短くなっているといえるのです。夜型・睡眠不足が続くと、朝がつらくなるだけでなく、眠ろうとしても眠れない、体の疲れがとれないといったトラブルの原因に。 そこで今回は睡眠のしくみから知る、ぐっすり眠る夜の過ごし方についてご紹介します。 私たちの体には体内時計が備わっています。 その時計が刻む生体リズムをベースに ・睡眠覚醒リズム ・体温(体の深部の体温)リズム ・消化器系代謝リズム ・内分泌(ホルモン)リズム といった、多くの機能が体内で動いています。 また、生体リズムにも ・90分 ・半日 ・1日 ・1ヵ月 ・1年 …といろいろな長さがあり、それぞれの機能は互いに同調し
私たちを取り巻くリズムは大きく3つに分けられます。 1. 1日の周期リズム 2. 24時間以内の短いリズム。たとえば、秒単位や90分リズムなど。 3. 24時間以上の1週間、1カ月、1年といったリズム。 これらに加齢のリズムも加わります。「歴年の定め」と呼ばれる思春期、厄年、還暦、寿命などです。このような小さなリズムの積み重ねが大きなリズムになり、互いに共振しあい、人間の生命力を生み出しているのです。 これらのリズムの乱れや狂いはからだを不調にし、病気を招くことになります。健康で長生きするには生体リズムにあった生活習慣を心がけることが大切です。 【生体リズムにあわせた生活を送るには】 朝は日の出ごろ5~6時に起きて太陽の光を目で確認し、全身に浴びる。 目が覚めたら急に動き出さず、ゆっくりウォーミングアップ。 朝食は消化のよい炭水化物中心の和食に野菜や果物を加えて、ビタミンとミネラルを摂る。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く