近年、特にアニメの著作権や知的財産権(知財権)などの単語が、国や企業、経済研究機関などを中心に叫ばれ、制作現場にもその影響が広がっています。 上の写真は、あるプロデューサーが考案したアニメ設定書類の複製禁止案です。そのまま掲載するわけにもいかないので、編集部で類似した再現図を作成し載せています。 アニメに働くスタッフ、特にアニメーターならすぐお気づきかと思いますが、とにかく設定書が見づらいのです。これが工事現場の設計図だったら、うっかり足をすべらせて、大きな事故につながってしまいます。 もともとこの文字は、著作権・知的財産権を守り、末端スタッフに勝手に売買に利用されないために(利益を企業が独占できるように)、コピー不能、複製不能の文字を入れ、ネット・オークションなどで販売された時も、一発で出所や管理者、被配布者(貸与者)がわかる仕掛けになっています。 しかし、英数字などが大きく絵の上に印刷
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