受講会場となった東京・虎ノ門ヒルズのホテル、アンダーズ東京を訪れると、まず手渡されるのが白衣。教室にはジュエリー職人が実際に使用する、木製の作業台が用意されています。今回の特別授業は「探求と創造3:フランスのジュエリーから日本の漆芸まで」というコース。まずはジュエリー制作の基本的な工程を学ぶ、「宝飾工芸」のクラスから――。「ヴァン クリーフ&アーペル」の象徴的なモチーフ“蝶”をかたどったブラス(真鍮)素材を用い、切り出しから研磨、装飾を施し仕上げるまでを実際に体験します。 白衣を纏い作業台に着くと、もう職人の気分。まず糸ノコで金枠から“蝶”の本体を切り出し、金ヤスリでバリを取る工程ですが、これが一筋縄ではいきません。力とともにコツがいる作業で、開始早々に糸ノコの歯が折れてしまいました。硬い金属を切断・研磨するには力の加減はもちろん、歯を当てる角度が重要なのです。続いて表面に削り出しの装飾を
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