「1815」に、手巻き年次カレンダー登場。 ブランド復興の立役者ウォルター・ランゲ氏が急死。追悼のシーズンは、遺徳を思わせる佳品のラッシュとなった。なかでも「1815 アニュアルカレンダー」は間違いなく注目の品である。年次カレンダーの登場は2010年の「サクソニア」に続き2度目だが、今回は初の手巻きでの登場。プライスが抑えられているだけでなく、手巻きの特徴を巧みに昇華している。たとえば止まってしまった状態からでの調整も、リューズ上のボタンひとつで日付・曜日・ムーンを送ることができる、手巻きに嬉しい新機軸を備えた。しかもパワーリザーブは72時間という余裕のスペックを誇る。手巻きならではの薄型のスタイルをキープしつつ、チラネジ付きテンプ、ランゲ自社製ヒゲゼンマイ装備。文字盤上はアラビア数字とレイルウェイ・インデックスを採用と、マニアックな魅力も満載である。 手巻き、18Kピンクゴールド、ケース
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