「君の名は。」の興行収入が100億円を突破した。 この成功の要因については様々な説明がなされており、どの説明も面白いものばかりだった。 新海自身は、この100億円突破について、かつてインタビューで「怖い」と述べており、 次回作へのプレッシャーが懸念されるところである。 これまでの新海誠作品を振り返ると、反省と改善を繰り返しつつ、自らの作家性を活かして新作の制作を行っていることがわかる。 今回は、多くの人々が指摘するように、物語のプロットや脚本の作成に第三者の目を強く意識したことが、功を奏したといえるであろう。 特に、客観的な意見を募るも最終的には監督のやりたいことを重視させた東宝の川村元気の功績は大きかったのではないだろうか。 さて、ここから表題の件について述べる。 新海誠という監督は、作家性の強いクリエイターではあるが、今回の一件からわかるように第三者の意見を柔軟に取り入れることのできる