電力広域的運営推進機関(OCCTO)は1月31日、需給調整市場に新規参入を検討する事業者への一助として、デマンドレスポンス(DR)やバーチャルパワープラント(VPP)などの新たなリソースを同市場で活用する場合に求められる要件などをわかりやすくまとめた資料を公開した。 現在、日本にて電力を取引する市場として、計画値に対して不足する電力量(kWh価値)を取引する卸電力市場が開設されている。これに加え今後は、国全体で必要となる供給力(kW価値)を取引する容量市場と、需給ギャップの補填や需給変動への対応、周波数維持等のための調整力(△kW価値+kWh価値)を取引する需給調整市場が新たに創設される。
![新市場「需給調整市場」ってナニ? DRやVPPなどの要件を解説した資料公開](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bf771de5d848250a3d6e99d76a1c133163e56411/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.kankyo-business.jp%2Fuploads%2F2019%2F02%2F01%2FGtat7KrOWQJXjUV0J6T0qow6mLadX8eFr5PdJndl.jpeg)