涼しくなって、散歩の楽しい時期なので、今回はポートレート三昧。デジタル一眼を手にしたならポートレートを撮ろう、単なる記念写真じゃないポートレートを撮ろう、という話だ。 夏も終わり、お散歩が楽しい季節になってきた。だから今回はポートレート三昧。デジタル一眼を手にしたならポートレートを撮ろう、一眼らしい単なる記念写真じゃないポートレートを撮ろう、という話だ。 どうせならポートレートが楽しいレンズをつけてそれらしく撮ってみたい。
![第145回 ポートレートとレンズの関係](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/eedc9e9de46d629818e2de7110d450ce7ee4d3e2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fdc%2Farticles%2F1110%2F20%2Fl_hi_DSC_2435.jpg)
第2回 ライカ印のコンパクトマクロ――パナソニック「LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S.」:デジタル一眼レンズの楽しみ デジタル一眼のユーザーなら、マクロレンズで接写を楽しんでいる人は多いはず。マクロレンズとは、被写体に接近し、小さなものを大きく写せるレンズのこと。今回は、携帯性と描写性を兼ね備えたライカ印のマクロレンズを使ってみました。 パナソニック「LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S.」は、2009年秋に発売されたマイクロフォーサーズ準拠のマクロレンズです。画角は35ミリ換算で90ミリ相当に対応し、最短撮影距離は15センチ、最大撮影倍率は1倍(等倍)となります。 外装はフルブラックの樹脂素材。全長は62.5ミリで、重量は225グラム。マイクロフォーサーズ用レン
これまで紹介したよう、単焦点レンズは焦点距離に応じて撮影スタイルを見つけるという試行錯誤が面白いところです(今日から始める単焦点レンズ(1)――「写真力」を高める単焦点レンズ) (今日から始める単焦点レンズ(2)――お散歩写真を上手に撮るコツ)。 「広い範囲を写したいから広角レンズ」――この選択は間違ってないのですが、レンズ交換をせずとも、後ろに下がって撮影すれば解決する問題でもあります。このようにちょっとした行動で解決する事柄でもあるため、レンズ選びは焦点距離別の個性を把握し、レンズの個性が出るよう効果的に行いたいものです。 焦点距離以外にも、単焦点レンズにはさまざまな個性を持ったレンズが存在します。接写撮影の性能を追求したマクロレンズ、魚眼レンズ(フィッシュアイレンズ)、アオリやピント位置をコントロールできるティルトシフトレンズ、ボケの輪郭を柔らかく描写するSTF(スムース・トランスフ
前回は単焦点レンズのよさについて触れました(今日から始める単焦点レンズ(1)――「写真力」を高める単焦点レンズ)。今回はエントリーモデルの中でも人気のキヤノンEOS Kiss シリーズ最新機種「EOS Kiss X5」と、小さなボディとタッチ操作が人気のマイクロフォース機、パナソニック「Lumix DMC-GF2」を使ってお散歩しながらの撮影に取り組んでみたいと思います。 レンズですが、EOS Kiss X5には「EF28mm F2.8」、DMC-GF2には「LUMIX G 20mm F/1.7 ASPH」と、装着時に35ミリ換算40ミリ相当となるレンズをチョイスしました。町の風景を切り出すのであればもう少し広角のレンズを使うのも手ですが、今回は風景写真ではなく、気になった物を単焦点レンズでどう表現するかという「写真力アップ」に主眼を置きたいのでこの焦点距離を選択しました。 また、APS-
最近のデジタル一眼はいわゆるレンズキットを購入すると、標準ズームレンズと呼ばれる(メーカーごとに差異はあるものの)焦点距離18~50ミリ程度のズームレンズが付属しています。最近ではより焦点距離の長い望遠ズームレンズや、高倍率ズームレンズの付属するパッケージも用意されています。 ズームレンズはさまざまなシチュエーションに対応できる便利なレンズですが、各メーカーのカタログを見ると、単焦点レンズと呼ばれるズーム機能がないレンズも数多くラインアップされています。便利なズームレンズがあるのに、なぜ単焦点レンズがあるのでしょうか。 初期のレンジファインダー式カメラや一眼レフカメラ用のレンズは、今で言う単焦点レンズしかありませんでした。やがて焦点距離を変化させることのできるズームレンズが開発され、その利便性から多くの支持を得ることになりました。ですが、構造的な複雑さもあるため、単焦点レンズに比べると、暗
新しく買ったカメラを持って撮影に出かけよう、と意気込んでみたけれど、あいにく天候は曇り……。そんな経験はないでしょうか。風景や建物を撮るなら、青空を背景にすると見栄えがよくなることは確かです。ただ、人物撮影なら曇天でも落胆することはありません。 曇天では、太陽光線が拡散し、ソフトな光によって陰影がやわらかくなるので、ポートレート撮影ではむしろ好都合です。晴天のギラギラとした日差しでは、光の当たり方を考慮して立ち位置やカメラポジションを選ぶ必要がありますが、曇天なら、まんべんなく光が回っているので、比較的に自由に撮影場所を選ぶことができます。 今回の撮影場所は都内の公園。前日の雨の影響で、木々や地面には湿り気があり、いい感じにしっとりとした雰囲気になっていました。撮影地としての公園はやや平凡ではありますが、ごみごみとした街中で撮るよりも背景の処理が比較的しやすいので、ポートレート入門用に最適
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