静岡県を地盤とする地方銀行のスルガ銀行(本店・沼津市)は6日、銀行業務に関する基幹コンピューターシステムの開発を契約通りに行わなかったとして、開発委託先の日本IBM(本社・東京都港区)に約111億円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。 詳しい話は、今後徐々に発表されてくると思いますが、この件は、パッケージビジネスの難しさを端的に表しているのではないかと思います。 スルガ銀行の次期基幹システムは、IBMの次世代金融サービス・システム(Next Evolution in Financial Services Systems、以下 NEFSS) をパッケージに採用したものです。 http://www-06.ibm.com/jp/press/2004/10201.html スルガ銀行が最初の顧客のようですが、当初は、みずほCBを想定して作成されたみたいです。 http://itpro.ni