仮想サーバー環境における機能要件を徹底的に追求したサーバーブレード「HP ProLiant BL495c G5」が注目されている。クアッドコアAMD Opteron プロセッサを採用し,10ギガビットNICを標準で2ポート,最大128GBのメモリ,SSD(半導体ドライブ)を搭載可能にするなど最新技術を凝縮している。だが最も注目すべきは,NIC分割機能と仮想ネットワーク機能を提供する「バーチャルコネクトFlex-10イーサネットモジュール」である。これはHP BladeSystem c-Classを,あたかも“仮想データセンター”のように活用できるテクノロジーだ。“仮想化+ブレード”の進化がもたらすITインフラのテクノロジー最前線をレポートしよう。 日本ヒューレット・パッカード株式会社 エンタープライズ ストレージ・サーバー 事業統括 ISSビジネス本部 サーバープロダクト・マーケティング部
インテルが発表した最新CPU「Xeon 5500番台」は、仮想化という観点から見れば待望のCPUといえる。「Xeon 5500番台は、Pentium Pro以来の革新的なCPUだ。このCPUによって、サーバーはさらに革新をしていくだろう」と発表会に出席した米Intel上席副社長 兼 デジタル・エンタープライズ事業本部長のパット・ゲルシンガー氏は語っている。 今回は、仮想化の視点でXeon 5500番台の機能を解説していこう。 ■ ネイティブなクアッドコアのXeon 5500番台 Xeon 5500番台は、昨年発売されたデスクトップ用のCore i7と同じNehalemマイクロアーキテクチャを採用したCPU。Xeon 5500番台は、Core i7と同じマイクロアーキテクチャを採用することで、デュアルコアのCPUを2つ組み合わせるといった場当たり的な設計ではなく、ネイティブなクアッドコアCP
1年以上前にIntel社から発表された「Virtual Machine Device Queues(VMDq)」は仮想化専用の10Gバイトイーサネットカード(「Intel 82575」および「Intel 82598」)の基盤となる新技術だ。 VMDqは、「I/O Acceleration Technology(I/OAT)」や「Single Root I/O Virtualization(SR-IOV)」とともに、「Intel Virtualization Technology for Connectivity(VT-c)」に含まれる。 もっと一般的に言えば、これは「I/O仮想化」技術ということになる。 VMDqは、パケットの並行キューを処理し、これらをチップセットレベルで正しい仮想マシンにルーティングしてハイパーバイザーの負荷を減らす。 これによりネットワークの待ち時間が削減され、CPU
会期:5月21日~22日(現地時間) 会場:米カリフォルニア州サンノゼ San Jose Convention Center 毎年恒例となっているPCI-SIGによるDeveloper's Conference 2007(PCI-SIG DevCon)が今年もサンノゼのSJCC(San Jose Convention Center)で開催された。今回はスケジュールの都合で初日のみの参加となったが、簡単にレポートしておきたい。 ●PCI Express一色のセッション 【写真2】これは初日のセッション。もっとも2日目も同じセッションになっており、初日と2日目で別トラックを選ぶことで、複数のセッションを受講できる仕組み 従来であればPCIやPCI-Xのセッションも多少は残されていたPCI-SIG DevConだが、さすがに今年は完全にPCI Express一色。他のイベントと異なり、基調講演な
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