Logitech VX Nanoのようなしゃれたマウスに大枚をはたいたときは、当然、誰でも投資に見合うだけのものを得ようとする。つまり、プログラマブルボタンをちゃんと動くようにする。だが、多くのLinuxディストリビューションでは、ほとんどのマウスが一般的なポインティングデバイスとしてしか認識されず、箱から出した状態では、見栄えのいいせっかくのボタン群がどれも動かない。こんなマウスを、万能ツールという本来あるべき姿に変身させるのが、 btnx ユーティリティである。 btnxは2つに分かれている。1つはbtnxデーモンで、マウスボタンイベントの管理という舞台裏の仕事を引き受ける。もう1つはbtnx-configツールで、こちらはマウスボタンの動作を設定するためのグラフィカルフロントエンドである。btnxのWebサイトには、Ubuntu用とopenSUSE用のパッケージのほか、他のディストリ