筆者は1990年代後半のケータイバブルの真っただ中、青春を過ごした、いわば“ケータイ世代”である。高校生のときに初めてケータイを持ち、自分で着メロを作り、着うたの提供が始まれば、すぐに好きな曲をダウンロードした。 ケータイ向けSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が始まる前から、ケータイ向けの掲示板などで物を売ったり買ったりもしていた。それがきっかけで知り合い、いまだに関係が続いている友達もいる。 そんなケータイ中心の学生生活を送っていた筆者だが、2年前に「Windows Mobile」搭載のスマートフォンを手にしてからスマートフォンのみを使用している。現在は「iPhone」が愛用機。しばらく、一般のケータイ端末からは遠ざかっていた。 それが今回、久しぶりにケータイ端末を使うことになった。日経ネットマーケティング12月号で「売れるケータイサイトの作り方」という特集を書くためである
![ケータイユーザーは熱しやすく、冷めやすい](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)