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ブックマーク / www.magazine9.jp (5)

  • すべての貧困バッシングは、通訳すると「黙れ」ということ〜「犠牲の累進性」という言葉で対抗しよう〜の巻-雨宮処凛がゆく!

    「生活苦しいヤツ声上げろ!」 「貧困知らない政治家いらない!」 「片山さつきは議員をやめろ!」 「貧困叩きは今すぐやめろ!」 8月27日、新宿の街に、そんなコールが響き渡った。 この日開催されたのは、「生活苦しいヤツは声上げろ 貧困叩きに抗議する新宿緊急デモ」。主催は最低賃金1500円を求めて活動を展開するAEQUITAS(エキタス)。前回の原稿で書いた、NHKニュースの「子どもの貧困」に登場した高校生へのバッシングに抗うため、この日、緊急にデモを企画してくれたのである。 集合時間の19時少し前にアルタ前に行くと、雨だというのに多くの人が集まっていた。 出発前集会で、AEQUITASの栗原氏は、なぜこのデモを企画したかについて話した。 「権力を持った政治家が貧困を訴えた人に対して、金の使い方に文句をつける、これは人権問題だと思います。貧困は恥ずかしいことだ、そういう風潮を更に強め、当たり前

    すべての貧困バッシングは、通訳すると「黙れ」ということ〜「犠牲の累進性」という言葉で対抗しよう〜の巻-雨宮処凛がゆく!
  • 不幸にも「テロ事件」が日本で起きたときのために記す│映画作家・想田和弘の「観察する日々」

    『選挙』『精神』などの「観察映画シリーズ」で知られる映画作家、 想田和弘さんによるコラム連載です。 ニューヨーク在住の想田さんが日々「観察」する、 社会のこと、日のこと、そして映画や芸術のこと…。 月1回の連載でお届けします。 第35回 不幸にも「テロ事件」が日で起きたときのために記す ドキュメンタリー映画『牡蠣工場』(観察映画第6弾、2016年2月に日公開予定)のプロモーションなどのため、約1年半ぶりに日へ帰国している。 着いたなり、時差ボケと風邪のためハッキリしない頭に冷水を浴びせるようなニュースが飛び込んできた。フランスの地方選挙・第1回目の投票で、排外主義的な極右政党・国民戦線が大躍進したというのである。しかも得票率は28%に上り、オランド大統領率いる社会党などを上回って首位。決選投票では振り子が逆に振れて、国民戦線が首位になった地域は出なかったようだが、危険な兆候である。

    不幸にも「テロ事件」が日本で起きたときのために記す│映画作家・想田和弘の「観察する日々」
  • マガジン9〜この人に聞きたい『林博史さんに聞いた その1』〜

    沖縄戦の集団自決問題の真相 今年の夏、沖縄戦での集団自決に関する記述をめぐる教科書検定の問題が、 大きな議論を呼び起こしました。 このとき、文科省が「軍の強制」の記述を削除する根拠として挙げたのが、 『沖縄戦と民衆』という1冊の。 その著者である林博史さんにお話を伺いました。 はやし・ひろふみ 1955年生まれ。関東学院大学経済学部教授。平和研究・戦争研究・現代史を専門とする。『沖縄戦と民衆』(大月書店)で第30回伊波普猷賞受賞。その他の著書に『裁かれた戦争犯罪-イギリスの対日戦犯裁判』(岩波書店)、『BC級戦犯裁判』(岩波新書)、『シンガポール華僑粛清』(高文研)などがある。 今年3月、文部科学省による教科書検定において、来年度から使用される高校日史教科書の中の「沖縄戦での“集団自決”には日軍の強制があった」という記述に、「実態を誤解させる恐れがある」として修正を求める検定意見が付

    peppers_white
    peppers_white 2015/01/13
    高度化して経済戦争中心になっててわりと実感はあるんだよな、物理的全面戦争の無茶っぷりが
  • 徴兵制を導入した方がよいかもしれない│森永卓郎の戦争と平和講座-第63回

    4月23日から25日にかけて行われた日米首脳会談で、安倍総理はとても満足げな表情を浮かべた。「尖閣諸島を含む日の施政下にあるすべての地域に日米安全保障条約第5条が適用される」という言質をオバマ大統領自身の口から得たからだ。 日は予想以上の「満額回答を得た」と、反中国を掲げるメディアも喜びを伝えた。これで中国が尖閣諸島に侵攻してきても、米軍が守ってくれると考えたのだろう。しかし、私はそんなことはないと考えている。 まず、オバマ大統領自身が、首脳会談後の記者会見で、「中国が尖閣諸島に侵攻した場合に、米国は軍事行動を起こすのか」と聞かれた際に、「日の施政下にある領域に日米安全保障条約が適用されるという同盟の条件は、他の複数国との間の条約における標準的な解釈だ。われわれは単にこの条約を応用しただけだ」。「同時に私は安倍首相に直接言った。日中間で対話や信頼関係を築くような方法ではなく、事態がエ

    徴兵制を導入した方がよいかもしれない│森永卓郎の戦争と平和講座-第63回
    peppers_white
    peppers_white 2014/05/23
    国が普段に耐えれるほど体力がない
  • 福島で見た「分断」の巻‐雨宮処凛‐マガジン9

    問題のポスター。ブラックジョークにしか見えない・・・。 2月10日、11日と福島に行ってきた。「反貧困フェスタ2012 in ふくしま」に参加するためだ。フェスタ番は11日。前日の夜に入り、まずは「交流会」という名の宴会に参加。東京からは湯浅誠氏、河添誠氏などおなじみのメンツが登場、そして東京組を迎え撃つのは「反貧困ネットワーク福島」の面々。楽しい飲み会となったのだが、時に「これって何かの悪い冗談?」「っていうか映画?」としか思えないような会話があちこちで交わされたのだった。 福島の人がごく当たり前のように「うちの近くって8マイクロなんだよね」と語り、レンタルDVD店のTSUTAYAではガイガーカウンターが無料で貸し出されていることが話題となる。そうしてもっとも驚いたのは、お店のトイレに貼られていたポスター。生ビールのジョッキの写真のポスターには、以下のような言葉が書かれていた。 「ビー

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