いまの日本は「引きこもり100万人時代」と言われています。 中年の引きこもりの子どもと、その親が高齢になり問題になっています。その中にいわゆる「8050問題」があります「80」代の親が「50」代の子どもの生活を支えるというものです。原因のひとつは、子どもの「ひきこもり」があると言われています。1980年代~90年代は若者の問題とされていましたが、それから時間が流れて当時20〜30歳代だった若者が50歳代に、その親も80歳代にと高齢化していきました。こうした親子は、あまり社会に知られないように生活しています。今日は、猫が社会的に孤立しないように橋渡しをしてくれた話を紹介します。 「引きこもり問題」はひっそりと進んでいる イメージ写真(写真:アフロ) 内閣府の令和元年版「子供・若者白書」によりますと、満40歳から満64歳までの引きこもりの出現率は1.45%で、推計数は61.3万人であると発表し