経済予測 Kansai Economic Insight Monthly Vol.75 – 景気は足下・先行きともに悪化 – [Monthly Report(関西)] AUTHOR稲田 義久 / 豊原 法彦 / 野村 亮輔 / KARAVASILEV, Yani / 馬 騰 / CAO THI KHANH NGUYET DATE2019-07-25
1月21、22の両日、日銀は今年最初の金融政策決定会合を開催する。これは安倍政権が発足してから最初の会合であり、新政権とどのように向き合い、政策の枠組みについてどのような答えを出すか、といった点で世間の大きな注目を集めている。 おきな・くにお 1974年東京大学経済学部卒業、日本銀行入行、80年シカゴ大学留学、83年同大学でPh.D取得・日本銀行復帰(金融研究所)、92年調査統計局企画調査課長、94年金融研究所研究第一課長、97年企画局参事、98年金融研究所長、06年日本銀行退職、中央大学教授、09年京都大学・公共政策大学院・教授、現在に至る。『ポスト・バブルの金融政策』(共著、ダイヤモンド社)『バブルと金融政策』(共著、日本経済新聞社)『ポスト・マネタリズムの金融政策』(日本経済新聞出版社)、『金融政策のフロンティア』(日本評論社)など著書多数。 安倍政権の経済政策は次第に輪郭が見えはじ
と、首都大学東京の松岡多利思氏が呟いたのを、id:weyoume3氏が教えてくれた。松岡氏は示す事ができると言っているだけで、そうなるとは言っていないのだが、自明に等しい法則と思う人が出てきそうなので元ネタを辿ってみた。 "Modeling Monetary Economies"は、新しいChamp、Freeman、Haslagの三人が著者のバージョンと、古いChamp、Freemanが著者の第2版が売っている。さて、新版はなぜかKindleで買おうとすると旧版に飛ばされる。何か癪なので、旧いバージョンを参照する。冒頭部分(Chapter 1)の話なので、内容はそうは変わらないであろう。 そこでは簡単なOLGモデルが構築されている。そこではt期に働いて消費財を得た人が、消費財の一部と貨幣*1を交換し、t+1期で貨幣と消費財を交換する*2。t期とt+1期の消費のバランスが取れている方が望まし
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く