米コロンビア大学教授でノーベル経済学賞受賞者のジョセフ・スティグリッツ氏は、金融政策が貧富の差を拡大していると指摘し、実体経済への資金供給と中小企業支援に絞った政策に転換する必要があると呼び掛けた。 スティグリッツ教授はニューヨークでブルームバーグのテレビインタビューに応じ、量的緩和などの政策は、結果的に生じる資産価格の上昇で富裕層が資産を膨らませ、その富の一部が個人の所得や消費に滴り落ちるという「トリクルダウン理論」に基づく手法だが、実際に恩恵を受けるのは社会の最富裕層に限られると主張した。
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