10月27日、日銀の岩田規久男副総裁は、参院財政金融委員会で、日銀が9月に政策の軸足を「量」から「金利」に転換し、イールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)を導入したことについて、長期金利の操作目標の実現には多額の国債買い入れが不可欠であり、量の面を重視していることに変わりはない、との見解を示した。写真は都内で2013年6月撮影(2016年 ロイター/Toru Hanai) [東京 27日 ロイター] - 日銀の岩田規久男副総裁は27日、参院財政金融委員会で、日銀が9月に政策の軸足を「量」から「金利」に転換し、イールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)を導入したことについて、長期金利の操作目標の実現には多額の国債買い入れが不可欠であり、量の面を重視していることに変わりはない、との見解を示した。 同副総裁はこれまで量の効果を強調してきたが、長期金利操作の実現可能性とともに