夢子に負けたことでクラスメイトから家畜のように扱われる芽亜里。鈴井はポチミケ制と呼ばれるこの階級制度を始めたのは生徒会長の桃喰綺羅莉であり、彼女が率いる生徒会は学園最強のギャンブル集団だと夢子に語る。しかし少しも怖がる様子を見せない夢子。 そんな彼女の活躍を聞きつけた1年生の生徒会役員・皇伊月が、2000万円を賭けた『ダブル神経衰弱』で夢子に勝負を挑んでくる。 「蛇喰さん、おはよう」 『あら嫌ですわ。私たちお友達になられたでしょ?夢子でいいですよ』 「昨日のすぐには無理だけど必ず返すから」 『あれは差し上げたものですから気になさらないでください』 「確かに返す当てはないけど、そういうわけには…」 『早乙女さんこれは一体…何かあったのですか?』 「うるさい!あんたに負けたからこうなってんだよ!」