日本維新の会の役員会で浅田均参院会長(右端)の発言を聞く馬場伸幸代表(左端)=国会内で2024年10月30日午後0時12分、平田明浩撮影 日本維新の会の国会議員団役員会が30日、国会内で開かれ、浅田均参院会長が衆院選での敗北を受けて馬場伸幸代表と藤田文武選対本部長の退陣を要求した。浅田氏は会議の冒頭で「少なくとも今回の大惨敗の責任を取って代表と選対本部長ぐらいは辞意を表すべきだ」と主張した。 猪瀬直樹参院幹事長によると馬場氏は「国会日程があるから、今やめることはできない」と辞任を拒否したという。 維新は27日の衆院選で、大阪では全19小選挙区を制したものの、全国では公示前に43あった議席を38に減らした。自民が議席を減らし、立憲民主党や国民民主党が議席を増やす中で「野党の中では一人負け」(吉村洋文共同代表=大阪府知事)の状態となり、吉村氏からは「選挙結果を見ても代表選を実施するのが筋」と、