このお宅では、不完全燃焼防止装置の付いていない古い風呂がまを使用していました。 事故の原因は、まず奥さんが入浴中にお風呂場の給気口をふさいでしまったこと。そして、更にご主人が隣室の換気扇を回してしまったことです。 そのため密閉状態となったお風呂場から空気が吸い出され、唯一外とつながっているふろがまの煙突から、排気ガスと一緒に空気を吸い込みます。 排気ガスの混じった空気で燃え続ける風呂がまは不完全燃焼を起こし、COを発生したのです。この事故では夫婦2名が亡くなられました。不完全燃焼防止装置が付いていれば防げた事故でした。
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