今月20日、広島市の高速バスの運転手が山陽自動車道を運転中、体調不良を理由にサービスエリアに入り、バスに設置された仮眠スペースでおよそ6時間半にわたって眠り続けていたことがわかりました。運行会社によりますと、バスのドアには鍵がかけられたため、17人の乗客が翌朝まで車内に閉じ込められたということです。 運転手は、バスを降りてドアに鍵をかけたうえで、車両の外側から入る仮眠用のスペースで眠り続け、およそ6時間半後の翌朝5時半ごろ、乗客から連絡を受けたバス会社が運転手に電話して起こしました。 乗客17人は、ドアの鍵が中から開かない構造だったため、この間、車内に閉じ込められましたが、体調が悪化した人はいなかったということです。 その後、安全のため会社から派遣された代理の運転手がバスを運転し、乗客はJR福山駅まで移動したあと、新幹線で大阪方面に向かいました。 運転手は、前日までの2日間、かぜで休み、当