賃貸住宅の契約更新の際に更新料を要求するのは消費者契約法違反だとして、京都府長岡京市の男性が家主に更新料など46万円の返還を求めた訴訟で、京都地裁は23日、請求全額の支払いを命じた。
「Suica(スイカ)」「PASMO(パスモ)」などのICカード乗車券をタッチして改札を通過する際、機械が読み取りに失敗すると、知らぬ間に割高な運賃を引き落とされるケースがあることが分かった。 ◆乗り換え改札タッチ失敗で遠回り計算に◆ 「改札を通過しなかった」と判断したコンピューターが、改札のない「ノーラッチルート」を通ったとして、わざわざ遠回りのルートで運賃を計算してしまうためだ。JR東日本など鉄道各社はこうしたトラブルの発生を2年前から把握しながら、システム改善や注意喚起を行っていなかった。 東京都調布市の会社員男性(60)は今年1月、長男の使ったパスモの履歴を見て驚いた。京王線から乗り継いだJRの新宿―赤羽間で、通常運賃(210円)の倍以上にあたる500円が引き落とされていたのだ。駅に問い合わせたところ、JR埼京線1本で行けるはずの赤羽に行くために、都営線の白金高輪(港区)、東京メト
元厚生次官宅襲撃事件で、銃刀法違反容疑で逮捕された無職小泉毅容疑者(46)が捜査当局の取り調べで、「保健所に殺された犬の仇(あだ)討ちが襲撃の動機だった」とする供述に対し、保健所の所管は厚生労働省ではないと取調官に指摘され、「えっ」と絶句していたことがわかった。 保健所を運営しているのが都道府県や政令市だという事実を「知らなかった」とも話しているという。警視庁と埼玉県警は、小泉容疑者が「自分の飼い犬を殺したのは厚生省」と思い込んだまま、一方的な憎悪を募らせたとみて調べている。 捜査関係者によると、小泉容疑者は22日夜に東京・霞が関の警視庁に出頭した直後から、「自分の犬を殺したのは、保健所であり厚生省。自分は犬の敵(かたき)を討つために生きてきた」などという供述を繰り返している。 出頭翌日の23日に山口県柳井市の実家に届いた手紙の中でも、「1974年4月に保健所にチロが殺された。その敵を討っ
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