タグ

ブックマーク / hasegawa.hatenablog.com (12)

  • 安全な脆弱性の作り方 - 葉っぱ日記

    この記事は 「脆弱性"&'<<>\ Advent Calendar 2016」16日目の記事です。具体的な脆弱性の話でなくてすみません。いろいろコードを書いていると、安全に脆弱性を発生させたくなるときがあります。って書くとさっぱり意味がわからないと思いますが、セキュリティの講義のための演習環境とかそういうやつです。 受講生自身の手でWebアプリケーションの脆弱性を探してもらうような演習では、検査対象となる脆弱性を含むWebアプリケーションを用意する必要があります。こういった「脆弱なWebアプリケーション」は例えば Broken Web Applications Project のようなものを代表にいくつかのものがありますが、これらはUI英語であったり、あまりにもメジャーすぎて受講生も触っている可能性があったりと、場合によっては利用が難しいことがあります。特に、単一のWebサーバに対して複

    安全な脆弱性の作り方 - 葉っぱ日記
  • Electronでアプリを書く場合は、気合いと根性でXSSを発生させないようにしなければならない。 - 葉っぱ日記

    そのうちもう少しきちんと書きますが、とりあえず時間がないので結論だけ書くと、タイトルが全てでElectronでアプリを書く場合は気合いと根性でXSSを発生させないようにしなければならない。 これまでWebアプリケーション上でXSSが存在したとしても、影響範囲はそのWebアプリケーションの中に留まるので、Webアプリケーションの提供側がそれを許容するのであればXSSの存在に目をつむることもできた。しかし、ElectronアプリでDOM-based XSSが一か所でも発生すると、(おそらく)確実に任意コード実行へとつながり、利用者のPCの(そのユーザー権限での)全機能が攻撃者によって利用できる。 そのため、Electronでアプリケーションを作成する開発者は気合いと根性でXSSを完全につぶさなければならない。 nodeIntegration:falseやContent-Security-Pol

    Electronでアプリを書く場合は、気合いと根性でXSSを発生させないようにしなければならない。 - 葉っぱ日記
  • ファイアウォール内のサーバに対するShellshockを利用した攻撃 - 葉っぱ日記

    2014-09-27: 該当サイト上にXSSがなくても攻撃可能であることが id:mayuki さんのコメントで判明しましたので全面的に書き直しました。ファイアウォール内であっても攻撃者はファイアウォール内のShellshock攻撃が通用するCGIのURLがわかっているだけで攻撃可能ですので早急に対応が必要です!会社のブログにも書いてますが、ファイアウォール内に置いてあるサーバで攻撃者が直接アクセスできないからといってbashの更新を怠っていると、条件によっては攻撃が可能となります。 条件としては、 そのサーバにはシェルを経由して外部コマンドを起動するCGI等が動いている(通常のShellshockの攻撃と同条件) 攻撃者がそのURLを事前に知っている(あるいは推測可能) となります。 攻撃者は、ユーザーを罠URLへ誘導し、以下のようなJavaScriptを罠ページ上で動かし、攻撃対象のW

    ファイアウォール内のサーバに対するShellshockを利用した攻撃 - 葉っぱ日記
  • JPCERT/CCの「HTML5(中略)調査報告書」が安全になっていた - 葉っぱ日記

    JPCERT/CCは「HTML5を利用したWebアプリケーションのセキュリティ問題に関する調査報告書」(PDF))を以下のURLから公開しています。 http://www.jpcert.or.jp/research/html5.htmlHTML5を利用したWebアプリケーションのセキュリティ問題に関する調査報告書」はお勧めである、とするエントリを書こうかと思い、久しぶりにJPCERT/CCのトップページを確認すると改定されていました。 古いJPCERT/CCのトップページは右肩のお知らせ欄で「HTML5(中略)調査報告書」をリンクしていました。国内情報セキュリティの向上を目指しているのがJPCERT/CCですが、多数のお知らせに流れて「HTML5(以下略)」が消えてしまいました。はっきり言うと当然でした。 しかし、今も「HTML5を利用したWebアプリケーションのセキュリティ問題に関す

    JPCERT/CCの「HTML5(中略)調査報告書」が安全になっていた - 葉っぱ日記
  • HTML5関連のセキュリティ情報 - 葉っぱ日記

    HTML5に関連したセキュリティの話題で、とりあえずこれまでに話した資料の一覧や、考察した記事。今後もっと増える予定です。「このAPI使う上で気を付けることないの?」みたいなリクエストもあればぜひ言って下さいませ。 JavaScript Security beyond HTML5 (2013-09-20 Developers Summit Kansai 2013) HTML5セキュリティ その1:基礎編、XSS編 (2013-06-13 OWASP Night 6th) Web::Security beyond HTML5 (2012-09-28 YAPC::Asia 2012) HTML5時代のWebセキュリティ (2012-09-15 第5回愛媛情報セキュリティ勉強会) Same-Origin Policy とは何なのか。 - 葉っぱ日記 XMLHttpRequestを使ったCSRF対

    HTML5関連のセキュリティ情報 - 葉っぱ日記
  • Same-Origin Policy とは何なのか。 - 葉っぱ日記

    ちょっと凝ったWebアプリケーションを作成していたり、あるいはWebのセキュリティに関わっている人ならば「Same-Origin Policy」(SOP)という言葉を一度は聞いたことがあると思います。日語では「同一生成元ポリシー」あるいは「同一生成源ポリシー」などと訳されることもありますが、個人的には「オリジン」は固有の概念を表す語なので下手に訳さず「同一オリジンポリシー」と書いておくのが好きです。 さて、この「オリジン」とは何なのかという話ですが、これは「RFC 6454 - The Web Origin Concept」で定められており、端的に言うと「スキーム、ホスト、ポート」の組み合わせをオリジンと定め、それらが同じものは同一のオリジンとして同じ保護範囲のリソースとして取り扱うということです。 例えば、http://example.jp/fooとhttp://example.jp:

    Same-Origin Policy とは何なのか。 - 葉っぱ日記
  • GoogleのJSON(モドキ)の先頭にwhile(1); がつく理由 - 葉っぱ日記

    なぜGoogleはJSONの先頭に while(1); をつけるのか #JavaScript #HTML #Ajax #StackOverflow - Qiita これはクロスサイト・リクエスト・フォージェリ対策。違うよ!全然違うよ! 攻撃者の作成した罠ページにてJSONを<script src="target.json">みたいに読み込んで、ゴニョゴニョやることでJSON内の機密情報に攻撃者がアクセス可能というのは合ってるけど、それを「クロスサイト・リクエスト・フォージェリ」とは言わない。無理に何か名前をつけて呼ぶとすれば、「JSON Hijacking」という俗称や、あるいは単純にクロスサイトでの情報漏えい、程度ですかね。 ちなみに、ArrayコンストラクタやObjectでのアクセサを定義してJSONをJSとして読み込んで内部にアクセスする手法は、現在のところ公にされているところでは古

    GoogleのJSON(モドキ)の先頭にwhile(1); がつく理由 - 葉っぱ日記
  • Vulnerability Analysis Blog: The Dangers of Windows AutoRunの日本語訳 - 葉っぱ日記

    レジストリでAutoRunを無効にしたときの注意点に関して、元ネタとなっている Vulnerability Analysis Blog: The Dangers of Windows AutoRun を翻訳してみました。間違いや指摘があればツッコミください。 The Dangers of Windows AutoRun By Will Dormann on April 24, 2008 7:12 PM こんにちは。私は CERT/CC 脆弱性調査チームの Will Dormann です。数か月前にディジタル写真による感染事例がメディアで報告されました。私は悪意あるコードが実行された方法について知りたかったので、Microsoft の AutoRun および AutoPlay 機能についての調査を開始しました。 Windows95 で導入された AutoRun は、大きく2つの性質があります

    Vulnerability Analysis Blog: The Dangers of Windows AutoRunの日本語訳 - 葉っぱ日記
  • IEBlog : IE8 Security Part IV: The XSS Filter - 葉っぱ日記

    IEBlog : IE8 Security Part IV: The XSS Filter について、記事を書いた David Ross さんに翻訳許可をもらいましたので、訳してみました。誤訳や指摘がありましたらガンガン突っ込みをお願いいたします(他の記事も時間をとって訳していこうと思います)。当然ながら、これは私が私的に訳したものであり、Microsoftによる公式な翻訳/見解ではありません。 (訳注追加) 「reflected / Type-1 XSS」というのは、攻撃コードが被害者からのリクエスト自身に含まれるタイプのXSSで、サーバ側のアプリケーションでユーザからのリクエストに含まれる攻撃コードを「反射的」に返すような種類のXSSです。典型的には「"><script>...」のような語を検索したときに <input type="text" value=""><script>..."

  • 2007年のクロスサイトスクリプティングを振り返って - 葉っぱ日記

    最近あちこちで「日記書くのサボってるよね」とか言われたので、サボってるわけじゃなくって書くネタがないだけだけど、無理やり2007年のXSSを振り返ってみるというネタで書いてみます。以下、著名サイトで見つけたXSSです。 産業技術総合研究所のXSS 404応答のページにてcharsetの指定がないため、UTF-7を利用したXSSが可能でした。ただし、ページ中に日語を含むため、CVE-2007-1114を利用しIE7にてUTF-7で書かれたiframeを経由した場合のみXSS可能でした。ですので、実際の脅威にはつながりにくいと思います。届出:2007年4月11日、修正完了:2007年6月5日 sourceforge.jpにおけるXSS cvs.sourceforge.jpにおける404応答のページにてcharsetの指定がないため、UTF-7によるXSSが可能でした。ログインした状態ではセッ

    2007年のクロスサイトスクリプティングを振り返って - 葉っぱ日記
  • Atom や RDF を利用したXSS - 葉っぱ日記

    Internet Explorer の悪名高い Content-Type: 無視という仕様を利用すると、Atom や RDF/RSS を利用してXSSを発生できることがあります。条件的に対象となるWebアプリケーションは多くはないと思いますが、それでもいくつか該当するWebアプリケーションが実在することを確認しました。以下の例では Atom の場合について書いていますが RDF/RSS でも同様です。 例えば、http://example.com/search.cgi?output=atom&q=abcd という URL にアクセスすると、「abcd」という文字列の検索結果を Atom として返すCGIがあったとします。 GET /search.cgi?output=atom&q=abcd Host: example.com HTTP/1.1 200 OK Content-Type: ap

    Atom や RDF を利用したXSS - 葉っぱ日記
  • 葉っぱ日記 - レジストリの HKCR¥MIME¥Database¥charset 以下に定義されています。

    UTF-7を利用したXSSは、charset が指定されていない場合に発生すると考えられていますが、少なくとも Internet Explorer においては、これは大きな間違いです。正しくは、Internet Explorer が認識できる charset が指定されていない場合であり、charsetが付加されていても、IEが認識できない文字エンコーディング名である場合にはXSSが発生します。 例えば、次のような HTML は(HTTPレスポンスヘッダで charset が明示されていない場合)IEが文字エンコーディング名を正しく認識できないため、その内容からUTF-7と解釈されるためにスクリプトが動作します。"utf8"という表記はUTF-8の慣用的な表現ではありますが、ハイフンが抜けており正しい表記ではありません。 <html> <head> <meta http-equiv="Co

    葉っぱ日記 - レジストリの HKCR¥MIME¥Database¥charset 以下に定義されています。
  • 1