【ヤンゴン=新田裕一】国軍のクーデターが起きたミャンマーで、通貨チャットが急落し輸入品を中心にインフレが深刻化している。対ドル相場は2カ月強で16%下げ、ガソリン価格は23%上昇、食料品の値上げも始まった。社会の混乱で収入が途絶えた貧困層も多く、国民生活への打撃は避けられない。(1面参照)9日、ヤンゴン市内の両替所を訪れると、ドル買い時で1ドル=1600チャットのレートが提示された。中央銀行が
世界の金融市場で高リスク資産が膨張している。その一因に既存の金融規制の枠組みの外にある「影の銀行(シャドーバンク)」がカネあまりの中でリスクの高い取引を膨らませていることがある。米投資会社アルケゴス・キャピタル・マネジメントとの取引で一部の大手金融機関が多額の損失を出したように、市場環境が変わればこうしたリスクが損失として顕在化する懸念も高まっている。3月29日、米クルーズ船大手、ロイヤル・カ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く