ストリーミングサービスは、世界中の膨大な音楽アーカイブにアクセスできる扉のようなものだ。リスナーはシングルCD1枚分の金額を支払い、その扉をあける権利を得る。アーティストは、楽曲が再生された回数に応じて報酬を受けとる。 定額制のコンテンツ配信システム「サブスクリプション」の登場によって、音楽の聴き方は大きく変わった。受け手と作り手の関係を変え、ビジネスとクリエイション双方に影響をもたらし、そしてその変化はリアルタイムで続いている。 今回の対談には、そうした変化の「仕掛ける側」に立つ二人のキーパーソンが登場。アプリダウンロード数は3,000万を超える日本発の音楽ストリーミングサービス「LINE MUSIC」取締役COO・高橋明彦と、アーティストとプラットフォームをつなぐディストリビューションサービス「TuneCore Japan」代表の野田威一郎の対話が行われた。その中で明らかになったのは、
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