ソーシャル広告が伸長している理由は大きく2点あります。一つがユーザー数や接触時間の増加。特に最近ではYouTubeを代表とする動画共有サイトが通信環境の向上もあいまって顕著に伸びています。もう一つが、SNSなど各サービスへの理解が広まり、広告主企業が積極的に活用し始めていることです。また、効果測定機能の整備やツールの充実化が進んだことも市場の拡大に貢献しています。 ——SNSやLINEのユーザー体験の違いと、それぞれの広告の特徴をどのように捉えていますか。 天野:Twitterはファストなコミュニケーションが特徴で、タイムラインの流れやスクロールの速度が速いため、広告は目を引くデザインやビジュアルの中に文字を重ねるなどインパクトを重視する傾向にあります。またその時々の世の中の関心や盛り上がりを可視化する場でもあるため、クリスマス、お正月、ハロウィン…など時節性の高い広告もよく見られます。
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