いいか、よく聞け。書評には三種類ある。逆に言うと三つしかない。 (1) 要約お前の書評はこれ。要約だからって無価値なわけではない。 勉強会で輪読するような場合、読んできたやつが読んでいないやつに本の内容を伝えるのは要約が一番だ。 (2) 比較同ジャンルの本を多く読んでいる場合、それらとの比較をして今回読んだ本を評価できるはずだ。 他の本にない特徴や新規性はなにか、他にない独特のストーリー展開や表現はなにか、 他にくらべてどのくらい優れていてどのくらい価値があるか。 ここの部分は何々の引用で、ここは何々の影響がみられるとか。 プロの書評はこういうやつだ。読書量が少なく自分の評価軸を持っていない素人が真似してはいけない。 (3) 自分語り書評が上手くなりたいやつにおすすめなのはこれだ。 読書感想文で賞をとるような小学生が書いているのもこれだ。 読んだ本に書いてある内容にむりやりこじつけて自分の