故 相馬 暁(そうま・さとる)先生 1941年(昭和16年)生まれ。大阪府出身。北大農学部を経て北大大学院修了。67年、青年海外協力隊員としてラオスに派遣され農業指導。69年に帰国し、道立農業試験場入り。北海道立上川農試、中央農試各場長などを歴任した後、2000年、拓殖大道短大(北海道深川市)の教授に−。 北海道農業の将来を見つめつつ、人の命をはぐくむ農産物とは、野菜とは何かを問い続け、地球に優しい、人に優しい、作物・家畜に優しい有機農業、クリーン農業を提唱、普及に努めてきました。 また、長年の取り組みから「食」の重要性を強調。道内だけでなく全国各地を講演で飛び回り、軽妙かつユーモアあふれた語り口で人気があり、テレビ出演も多く、「野菜博士」としても知られていました。著書に「健康・旬を食べる」、「野菜学入門」、「北海道 いま農業が面白い」など多数。 2005年(平成17年)3月10日