広島高裁の決定は午後2時ごろに出た。仮処分を申し立てた住民らが「伊方3号機差止ならず」「歴史の歯車を50年逆回転」などと記された垂れ幕を掲げると、高裁前に集まった支援者らからは落胆の声が漏れた。 住民側弁護団は広島市内で記者会見し「不当な決定」と非難した。高裁決定では住民らの生命や健康などが侵害さ…
広島高裁の決定は午後2時ごろに出た。仮処分を申し立てた住民らが「伊方3号機差止ならず」「歴史の歯車を50年逆回転」などと記された垂れ幕を掲げると、高裁前に集まった支援者らからは落胆の声が漏れた。 住民側弁護団は広島市内で記者会見し「不当な決定」と非難した。高裁決定では住民らの生命や健康などが侵害さ…
旧優生保護法(1948~96年)下で不妊・中絶手術を強制されたとして、兵庫県内の夫婦ら計5人が国に計1億6500万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁は23日、旧法を違憲と判断し、国に計4950万円の支払いを命じた。中垣内健治裁判長は不法行為から20年で賠償請求権が消滅する「除斥期間」を適用せず、賠償請求を棄却した2021年8月の1審・神戸地裁判決を変更した。 判決は賠償請求権が消滅せずに提訴できる期間について、「国が違憲と認めるか、最高裁判決で旧法の違憲性が確定してから6カ月以内」と言及。従来より大幅に救済の範囲を広げる初の判断を示した。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く