Python3.5でasync/awaitが追加されていたのでメモリ消費量とコンテキストスイッチのコストの観点でベンチマークを取ってみました。 async/await構文とは 非同期処理やノンブロッキングI/O処理を良い感じに書ける非同期処理のパラダイムにおける最先鋭の構文です。C#に実装されたあと、C++,VB,Node.jsに実装されついにPythonにもやってきた!という感じです。特徴はいままでThreadingで頑張って書いてた非同期処理が、より簡潔により強力に書けるようになります。軽量スレッドとはマイクロスレッド、ファイバーとも呼ばれるもので、「C10K問題」(クライアント1万台問題)と言われるI/O待ちによってクライアント数が多いとハードウェアの性能が生かしきれない問題の解決策の1つです。I/O待ちの際に高速にコンテキストスイッチして他のクライアントを捌くことでハードウェアの性