ソフトウェア開発のドランゴは5日、パソコン向けロールプレイングゲーム(RPG)作成ソフト「RPGツクッテクレール」を発表した。AI(人工知能)を活用することで、オリジナルRPGを短時間で自動生成できる。一般向けとして来春発売を予定する。 RPGツクッテクレールは、これまで難しかったストーリー作りの自動化を実現したのが最大の特徴だ。ユーザーがテーマを指定すると、AIが類似するRPGのシナリオデータをネット上から収集。それらに微調整を加えることで最後まで破たんしない自然な物語の生成を可能にした。グラフィックやダンジョン設計もソフト内のデータからストーリーに合ったものを自動選択して作り上げる。クリアーするまで8時間程度の短編なら、約5分で出来上がるという。 RPGはこれまで「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」(スクウェア・エニックス)など大ヒット作品を生んできたが、価値観の多様化に伴っ