Laurentius de Voltolina "University of Bologna, Italy" 「SNSリテラシー」で触れたFMLを読んでいたら、こんなのがあった。「3ヶ月間の就職活動がうまく行かず、きょう、ウォルマートの求人に応募した。ロー・スクールを卒業したばかりなのに。しかも、首席で。FML」。例えば2011年の卒業生に関しては前向きな見通しも囁かれてはいるけれど、足許の雇用市場は依然として厳しい。そんな中で、OECDが高等教育の個人的および社会的価値の試算を発表したのを新聞で知る。フィナンシャル・タイムズ(FT)紙は個人の生涯収入の違いに焦点を当てるに留まっていたけれど、OECDの調査結果は時間の経過と社会的な利益にも言及していた。FTの議論は一面的でちょっと残念。 9月9日付のFT紙の記事は、次のようなもの。米国の男性学士は男性高卒者に比べて生涯収入が367千ドル