購入後、しばらくの間「WristPDA with Palm OS」を使い続けている。最近の高性能なPDAを使いこなしている人からすると物足りない部分はあるかもしれないが、基本機能だけで使うのなら十分な性能はある。人に見せて自慢するには絶好の一品という感じだ。今回は、詳細レポートをお届けする。 ●WristPDAの操作感 WristPDAに採用されている液晶はモノクロの反射型だが、一応バックライトがある。液晶自体は見やすく、明るい屋外はもちろん、屋内でも一般家庭の蛍光灯があるような場所ならきちんと見える。 Palm OSなので、操作はタッチパネルのついた液晶面で行なうが、左右にあるボタンを使ってもある程度の操作が可能だ。 ボタンは、正面左側が「Back」ボタン、右側の一番上と下が「Page Up」、「Page Down」。右側の真ん中がロッカースイッチで、上下に動くと共に押し込むことができる