米IBMは10月24日、医療・教育分野でのオープンソース標準普及を目指し、自社の特許を無償提供する計画を発表した。 医療と教育の分野でWebサービス、電子フォーム、オープン文書フォーマットを使ったオープンソフト標準の開発と実装のために、IBMの特許技術を特許料無料で提供する。 現在、医療と教育の現場では相互に互換性のない文書フォーマットとプロプライエタリな技術が氾濫しているため、業界としての成長とサービスの提供が妨げられているとIBMは指摘。IBMの新プロジェクトによって、情報が正確、セキュアかつ効率的に共有できるようになり、サービスの品質改善とコスト削減の一助になると説明している。
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