2026年5月8日のブックマーク (2件)

  • きまぐれ書評 - 村上春樹作 短篇『蛍』を読む 前篇

    一つの作品を分析的に読むものです。読み物というよりもレポートですので、かなり退屈に感じるかもしれません。それでもよろしければお読みください。 1 はじめに 久々に読書関係の企画を載せることにしました。 今回は村上春樹の『蛍』という短篇に焦点をあて、この物語を出来るだけ細かく読んでみようと思います。その狙いですが、いちばんの目的は村上春樹の小説を読みこんな魅力があり、それがどこから出ているのか、そこらあたりを詳らかにしたいと思うことです。あと、出来れば『蛍』か『ノルウェイの森』の二章と三章を読むとより理解が広がります。なぜ、村上春樹かと言うと、幾つか理由があります。一つは読む価値があるテキストかと言う問題です。もっと言えば、物語らしいもの、より小説らしいものと言う点で選びました。実はここ最近は太宰や三島に惹かれていましたから、それらでも良かったのですが、現代性が果たしてどうなのかと思いました

    きまぐれ書評 - 村上春樹作 短篇『蛍』を読む 前篇
    phain
    phain 2026/05/08
  • 「緑」ノルウェーの森(教養小説) - パスタを茹でている間に

    この作品は二通りの読み方が出来ましたので、二つの考察を掲げてみます。 ひとつは、純粋に「恋愛小説」として読み、ひとつは「ビルドゥングスロマン」として読みます。 それぞれを「赤」ノルウェイの森(恋愛小説)と、「緑」ノルウェーの森(教養小説)としてみました。 ノルウェイの森 下 (講談社文庫) 作者:村上 春樹 講談社 Amazon テーマあるいは出発点 自分が大人(二十歳)になるときに、自分自身の中にあったが自分自身で殺してしまった感覚・感情は何だったろう?大人になるために支払うべき代価・代償とはなんだろう? ”おいキズキ、と僕は思った。(中略)俺は今よりももっと強くなる。そして成熟する。大人になるんだよ。(中略)そして俺は生き続けるための代償をきちっと払わなきゃならないんだよ。”ー下巻P.183 著者の解決あるいはメッセージ 大人になるために支払うべき代価・代償とは? キズキ 漠然とした自

    「緑」ノルウェーの森(教養小説) - パスタを茹でている間に
    phain
    phain 2026/05/08