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ブックマーク / scienceinjapan.org (4)

  • 研究者と雑用 | 【帰ってきた】ガチ議論

    研究費をどのように分配するかというのは非常に難しいテーマで、たとえば基礎研究と応用研究、どちらにどれぐらい予算を配分するのが最適かという問題はすぐに答えが出るものではないと思います。一方で、総額はそのままに、研究費を実質増加させる事が出来る素晴らしい方法があります。それは雑用の軽減です。 雑用のために研究の時間が取れないという話を良く聞きます。授業や広報活動や予算申請などが雑用かどうかは別途議論が必要かもしれませんが、あきらかに他のプロの方(たとえば事務の方)が行うべき業務を研究者が行っているという例も散見されるような気がします。 教授会では、教授が話し合わなくても良いのではないかという話題がよく議題に上るという話を聞きます。教授会でトイレのドアの扉を変えるかどうかを延々議論しているというのは当の話でしょうか。また、各研究室の電気メーターのチェックを超一流大学の助教の方がされているという

  • しんがり研究 | 【帰ってきた】ガチ議論

    JST戦略創造研究推進事業の中で、最も成功したと評価されているのは「さきがけ」であろう。先頭を切って敵に突進する勇者である「さきがけ」は、まさに若い研究者の研究助成にぴったりのネーミングである。しかし、もちろん、戦(いくさ)はさきがけ武者だけでは成り立たない。そこでERATO, CRESTが戦闘部隊の隊として存在するのであるが、実はこれだけでは大事な要素が欠けているのだ。そう、殿(しんがり)である。 殿(しんがり)とは、後退する軍の中で最後尾を担当する部隊を指す。敵の追撃を阻止し、隊の後退を掩護することが目的の部隊である。限られた戦力で敵の追撃をい止めなければならない最も危険な任務であるため、古来より、最も武芸・人格に優れた武将が務める大役とされてきた。軍隊には無くてはならない存在だ。現代の研究者社会にも、さきがけ同様、しんがりが必要ではないだろうか。 JSTさきがけは、40歳くらい

    phallusia
    phallusia 2013/10/03
    「JSTしんがり」の言葉の響きにやられたw
  • 文科省お役人からの回答 | 【帰ってきた】ガチ議論

    「ガチ議論」のプレ企画として開催された「文科省科学技術改革タスクフォース戦略室メンバーとの会合」(5月7日〜8日, 東京お台場)では、「文科省お役人への質問大募集」に寄せられた質問(「文科省お役人への質問のまとめ I, II, III」参照)を実際に文科省の方にぶつけてみました。今回は、質問ごとに回答をまとめて掲載します。なお、この回答は、あくまで文科省の方々の発言の趣旨に基づき「ガチ議論」が独自に編集したものです。内容については会合参加者の皆様に確認をいただいておりますが、文科省やその他の機関などの公式見解ではない点にご留意いただけますようお願いいたします。 会合では、日の科学に関する様々な問題について、問題そのものだけでなく、それらの背景にあるものや、それを解決する方法について議論を重ねました。戦略室メンバーとの忌憚ない意見交換を通じて、いくつか意外なことに気づかされました。ひとつは

  • ガチ議論企画その1:「文科省お役人への質問大募集」 | 【帰ってきた】ガチ議論

    文科省タスクフォース戦略室長の斎藤卓也さんからの投稿 “文部科学省「科学技術改革タスクフォース戦略室」の紹介” をいただいています。 このガチ議論サイトは、研究社会の諸問題がテーマですが、単なる愚痴に終わらないように関係諸機関に所属する人たちの参加を呼び掛け、意味のある(当の改善につながるような)議論にしよう、という意図で立ち上げました。「タスクフォース戦略室」は、「外部の関係者との対話・ネットワークづくりを重視し、情報の共有と建設的な議論を進める」というのが目的ですので、こちらとはまさに相補的な関係にあります。うまく活用すれば、有益な何かが生まれるかもしれません。 実は、近いうちに、戦略室のメンバーとガチ議論スタッフとの間で、会合(飲み会?合コン?;東京近辺で、5月7・8日あたり)を持つ事になっており、その時に、いろいろ質問をぶつけて、彼らの音を引き出せれば、と思います。と言うわけで

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