東洋医学では、実と虚と言う症状の違いで診断していきます。 僕の言い方で言えば、実 は鈍感タイプで、虚 は過敏タイプの症状だと思って貰えば良いです。 歴史は繰り返す。。と言いますが、東洋医学でも、実の時代、虚の時代は繰り返すと言います 現代は、まさに虚の時代です。。昭和の猛烈社員時代は、実の時代と言えるでしょう。。 現代の若者は悟り世代と言われて、パッと見、欲がなくて、執着しない姿が、悟った人の様にも見える。。 当院にくる人も、ほとんどが虚の人、、過敏タイプの人ですが、欲なく執着しないが、それは、気が虚である、つまり抜けている無気力なのであって、充実した無欲では無いのです。。 お客さんによく聞かれるんです。。 「若者は悟り世代だと言われますが、これは人類の進化の姿なのでしょうか?」 僕はいつも答えます。。 「時代とは、極端から極端を経験させる事で、真ん中、どちらにも偏らない中庸に気づかせる仕