印刷 全国にある離島の魅力を広く知ってもらおうと、島の住人や特産品、観光スポットなどを記事にした季刊紙が来月創刊される。題字は「ritokei(リトケイ)」。離島の経済活性化を目指して情報発信に取り組む「離島経済新聞社」(東京都世田谷区)が創刊号の発行を決めた。 離島経済新聞社は昨年10月の創設。編集長の鯨本(いさもと)あつこさん(28)を中心に、編集者やアートディレクターら主に8人で運営する。島出身者はほとんどいないが、島独特の魅力にひかれ、それぞれが本業の傍ら取材や編集作業を始めた。 もともとはメンバーの取材や全国各地から寄せられた離島の情報をインターネットのサイト(http://www.ritokei.com/)で発信してきた。一つひとつの小さな島の情報を見やすくまとめ、多くの人に知ってもらおうという思いからだ。今回、さらに多くの人の手に届けられるようにと紙媒体での発信に初挑戦