昨日は、IT産業において今後シリコンバレーが果たしていく役割について、「反権威的性格とIT最先端を結びつけて、既存産業を破壊する力強いイニシアティブ」であると書いた。今日はそのことをもう少し補足してみたい。なぜならば、このテーマこそが本連載の基調なのだということが、たくさん書くことによって、僕自身にも理解できるようになってきたからだ。 自分が漠然と感じていることをきちんと理解するというのは、実はとても難しいことなのである。 「カネのためではない」の本当の意味 CloudmarkのCEO、Karl Jacobの「Back to the Real Entrepreneur」に、こういう文章がある。 「But for a true entrepreneur, at the end of the day it's not about the money? it's about changing t
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