31日午前10時35分頃、愛知県岡崎市暮戸町の市立矢作中学校のプール(25メートル)で、同校3年で水泳部員の男子生徒(15)が水中に沈むのを別の部員が見つけた。 顧問の女性教諭とともに男子生徒を引き揚げて病院に搬送したが、肺に水が入った状態で意識不明の重体となっている。 同校の発表によると、当時、男子生徒は練習後のクールダウンのため、別の部員とともに潜水状態で75メートルを一気に泳ぎ切り、水面から顔を出した直後に沈んだという。水泳部は約30人で顧問2人が指導に当たっているが、当時は別の部員たちの練習を見ていた。 男子生徒は8月8日に浜松市で開かれる東海中学校総合体育大会・水泳競技のメドレーリレーで平泳ぎの選手として出場する予定で、31日は午前9時15分から2000メートルの練習メニューをこなした後、クールダウンしていた。 同部では日頃から選手の心肺機能を高めるために潜水練習を行っているが、