スマートフォン、アクションカム、空撮、360度動画、VR・・・ リアルな体験を切り取るデバイスが増えたことで、私たちはSNSのタイムライン上で実に多様な「体験」をすることが可能になった。 一方で、気軽に「体験」ができるようになったからこそ、いろんな場所へと実際に足を運ぶことが私たちにより大きな驚きや発見をもたらしてくれると考えている。エクストリームな場所ならなおさら。そこには五感すべてを刺激するかのような異質な情報があふれている。 数あるエクストリームな場所の中でも、私が特にオススメしたいのが「廃墟」だ。廃墟への旅はその現実離れした空間体験だけでなく、知的好奇心や人間の野性を揺り起こす「感性のトライアスロン」ともいえる魅力がある。 今回はその魅力を、廃墟探索を趣味とする筆者が、体験をさらに増幅させてくれるテクノロジー「360度カメラ」を交えながらお伝えしたい。 非日常を超えた「非現実」 2
![感性のトライアスロン、360度カメラを持って訪れる廃墟トリップの魅力 | CATALYST](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/777f2c896d44d00e34f4e4f8b94aee10267ff901/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fs3-ap-northeast-1.amazonaws.com%2Fwp-catalyst-media%2Fwp-content%2Fuploads%2F2017%2F01%2F16205601%2Fhaikyo_top-1024x640.jpg)