<第1部> (同時通訳付) 座長: 野口祐子 (CCJP 専務理事、 国立情報学研究所 客員准教授)
<第1部> (同時通訳付) 座長: 野口祐子 (CCJP 専務理事、 国立情報学研究所 客員准教授)
長尾 真 (国立国会図書館長) 学問・研究は長い過去の人達の成果の上に築きあげられてゆくので、研究成果の相当な部分は過去の人達のおかげであり、残りは研究者の独創・貢献である。したがって研究者には一定の権利が認められてよい。しかし、今日ほとんどが公的資金で研究されていることを考えると、その成果はできるだけ公共財として扱われるのが妥当であろう。 こういった観点からは、研究成果に関する特許権は特に創造性の高いものに認められてよいが、学術情報の著作権については許諾権という強い権利でなく、利用を自由にする代わりに料金請求権を持つという形にもってゆく、さらに究極的には金銭にかかわらない名誉権というところまでゆくことも考えられるだろう。研究発表は学術の発展のため、ひいては社会に貢献するためのものであるから。 研究成果を得る基礎になる素材、研究データの作成、収集等には創意工夫が必要だし、相当な費用がかかる
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