ずいぶん前に買って、ずっと読まなきゃ、読みたいと思っていたこの本。ようやく今日即読しました。熟読ではありません。 即読できるということは、たいていの場合、知っていること、想定内のこと、期待通りのことが書いてあったということです。よって、あまり感動もしませんでした。だから、感想めいたことは書けません。 私はどんな本であっても、いや本だけではなく全ての世の事象を、自身の「モノ・コト論」で理解していきます。そういう意味では、ずいぶんとバイアスのかかったものの見方をしている人間だと思います。まあ、人は皆そうなんでしょうが。 ただ、ちょっと自信があるのが、その認知バイアスの原因が、自己のオリジナルな概念(コト)によるというところでしょうかね。私の「モノ・コト論」は非常に特殊というか、特別なものなので。 この本は、実はそういう話なのですよ。宗教も神も全て人間の脳内フィクションであると。ただ、その幻想(