この記事は、「インドにおける英語教育とその現状」の続編です。 インドでは頭がいい子供には、「医者かエンジニアになれ」が合い言葉のように親から子供に伝えられます。ある意味で高度経済成長期の日本のように、その就職に向けた努力は「まっすぐ」です。 一般的にインド人のエンジニアは、「複数言語を操り、技術力もあるスーパーエンジニア」というポジティブなイメージと、「不思議な英語を使う偉そうな態度のめんどくさい人」というイメージがあるかもしれませんが、実際のところ、どちらのタイプもインドにはたくさんいます。 そして今回の記事では、インド人エンジニアが、どのような高等教育を受けた上で仕事をしているか、をまとめてみました。 大学レベルまでの教育 高校レベルの学校を卒業後、エンジニアを目指す場合はカレッジなどの卒業(2年)後にDiplomaをもらうケースと、いわゆるユニバーシティの卒業(4年)後にDegree