広島県呉市の山の中で高等専修学校の女子生徒を殺害し現金を奪ったなどとして、16歳の少女ら7人が逮捕された事件で、警察の調べに対し少女らは「車の中で女子生徒の現金を確認し、奪おうと話し合ってみんなで分けた」などと供述していることが、警察への取材で分かりました。 広島市の16歳の少女ら男女7人はことし6月、広島県呉市の山の中に高等専修学校の16歳の女子生徒を車で連れて行き、暴行を繰り返して殺害し、現金の入った財布を奪ったなどとして3日、強盗殺人などの疑いで再逮捕されました。 警察によりますと、少女は容疑を認め、5人は否認しているということです。 これまでの警察の調べで、少女らは車の中でも女子生徒に殴る蹴るなどの暴行を繰り返していたとみられています。 さらに、少女らは「車の中で押さえつけて逃げられないようにしたうえで、女子生徒の財布を確認した。およそ4万2000円の現金があったので奪おうと話し合