由利高原鉄道利用客、過去最低に 14年度決算、経常損失8623万 第三セクター・由利高原鉄道(秋田県由利本荘市、春田啓郎社長)の取締役会が12日開かれ、経常損失8623万円を計上した2014年度決算を報告した。赤字幅は前年度から549万円拡大。同社と県、市が定めた公費負担上限額7850万円を超えた。人口減や少子高齢化を背景に、収入の柱である輸送人員は過去最少の23万5787人で、前年度比2万7589人(10・5%)減。 公費負担上限額を上回った773万円は、県が15年度一般会計補正予算案に計上している。輸送人員は定期利用が16万4376人で、2万1288人(11・5%)減。通学が1割、通勤は3割減少した。観光客ら定期外利用は7万1411人で、6301人(8・1%)減った。 運輸収入は1293万円(19・6%)減の5304万円。内訳は定期が1062万円(30・1%)減の2465万円、定期
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